野宿ポイントで花火をした。暗くなる前に川でバケツに水を汲んでおいた。おもちゃ花火。お店で売ってるやつ。子供の頃を思い出す。お風呂からあがって浴衣を着せてもらって近所の子と両親たちと一緒に。子供の頃は何をやっても楽しかったな。
暗くなった。さて、花火。長い順に火をつけて消えるまで手に持って眺める。終わるとまた次の花火。ドラゴン花火を地面に置いて火をつける。噴水状に火の粉が吹き上がる。すぐ消えた。これで全部終わり、と思ったらまだあった。線香花火。しゃがんで火をつけて眺める。なぜかシンミリしてくる。小さな火の玉が地面に落ちる。儚い。
花火が終わってから、ツェルトを張った。キャンドルランタンに火を灯して読みかけの本を開いた。随分長いこと読んでなかった。読み終わったところまでの内容を忘れてしまった。
読み終えたところをパラパラめくって思い出す。宇宙の誕生の話からだっけ。
2時間ほど読んでから本を閉じた。タバコに火をつける。タバコがウマイ。キャンドルランタンの火に目を遣る。ボケーッとする。お酒を少し呑む。いい感じ。ズーッとこうしていたい。いまこの世の中でこうしているのはこの僕だけだ。なんとも愉快だ。満足。
それにしても、最近喫煙者は肩身が狭くなったなぁ。実は某所に自由に喫煙できる喫茶店がある。お店は古くて狭いけど、飲み物も定食も安い。お店の入口に「当店はタバコを吸えます。」と書いてある。コーヒーはブラックの缶コーヒーらしい。ぼくは全然気にならない。定食はご飯のおかわり自由。タバコについてはいっさい制限なし。「加熱式タバコなら吸えます」なんて野暮なことは言わない。紙巻タバコもOK。麻雀のゲームの卓もある。古き良き時代の喫茶店だ。
ところで今スナックとかはどうなっているのだろう。スナックに限らずアルコール類を出すお店も禁煙かなぁ。でもスナックとかは行かないからどうでもいいか。
カフェとかいうお店でタバコ吸いたくなったらお店のひとにタバコ吸ってきますと言ってお店の外で携帯用吸い殻入れを持ってタバコを吸う。もうこれしかない。敷地内全面禁煙ですと言われたら敷地の外で吸う。しかし自治体によっては特定の区域を携帯用吸い殻入れでの屋外での喫煙も禁止しているところがある。そんなところ行かない。タバコはやめません。
紙巻タバコと同じ味のする加熱式タバコないかな。もしあれば乗り換えもありだけど、加熱式タバコも含めて禁煙のところが殆どだろうからやっぱりだめだ。
今回のamazonでの検索
おもちゃ花火
ブランド名:オンダ
オンダ(Onda) LONG花火セット 燃焼時間が長いロングシリーズ LD-L (1~2人用)
(文・ポッキー)
※使用している写真は、Amazonより引用しています。