北の国からマジックについて

エッセイ

皆さんは、もうドラマは終了してしまいましたが”北の国から”というドラマをご存知でしょうか?

東京から小学生の子供2人を連れ、富良野の何もない所に家を建て、水を引き、電気をつくる…とてつもない家族のドラマですが、子供達の成長、周りの方とのあたたかいつながり、1人1人のキャストの個性が極立っていました。

私目身は20年前位の高校生の時からスペシャルものを見始め、クラスの友人たちも楽しみにしていました。
中でも忘れられないのは、“北の国からマジック”
脚本家、倉本聰さんが描いたドラマの内容が実際に役者さんに起きているという、不思議な話です。
主人公の五郎さんの娘、蛍ちゃん役の中島朋子さんは、まだ妊娠された事をスタッフにも隠していましたが、脚本で蛍ちゃんの妊娠が発覚するシーンが描かれていました。
おまけの話をすると、後に蛍ちゃんの子供役を演じているのは、本当の中島朋子さんの息子です。
次は近所に住む中畑のおじさん役の地井竹男さんが、癌で余命わずかな妻のために家を建てるシーンがありますが、この時実際に地井さんの奧様が癌をわずらっており、地井さんは涙をこらえきれずセリフを言うシーンは見ていて本当に胸が痛くなりました。
最後は、五郎さんの息子、純くん役の吉岡秀隆さんと結役の内田有紀さんがドラマ内で結婚され後に本当に夫婦になられたことです。
後に残念ながらお別れしてしまいましたが、吉岡さんも本当に富良野が好きで富良野プリンスホテルで挙式されたお写真は本当にステキでした。

皆さんも、どこかで見る機会がありましたらぜひご覧頂けるとうれしいです。
(文:まー)

※使用している写真は、BSフジから引用しています。

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