学校の怪談1995年

エッセイ

ウワサがホントになりました!
平山秀幸監督の学校の怪談

<あらすじ>
夏休みを翌日に控えた、一学期終業式の日の夕方。小学2年生の美夏は、忘れた絵の具箱を取りに学校に戻ると、サッカーボールが自分を導くように旧校舎へと転がっていく不思議な光景を目撃し旧校舎に入るが。

<観どころ>
当時小学生だった私の学校でも空前の学校の怪談ブームでした。そんな時代の作品です。
理科室の骸骨、ホルマリン漬けの各種標本、アルコールランプ。

私はアルコールランプを床に落として割ってしまった事がありますが、
でも不思議なんですよね少し触れて程度で床に落ちる物なのでしょうか?

美術室の白い銅像みたいな物(デッサン用胸像)は不気味だ。
音楽室の各種音楽家の絵達。ベートーヴェンさんに睨まれているような気配がしていた。
保健室の薬瓶の入った棚、昔の病院風で怖かった。
図書室には学校の怪談の関連本がありました。
それで、今回の作品は学校の当直の先生がメリーさんの電話が何度か、かかって来て・・・
「今あなたの後ろにいるの」とメリーさんが言うと何とそこには西瓜のお化けが居て、その先生は血を全部抜かれて死んでしまったと言う噂だ。西瓜のお化けと言うのは中々斬新です。

妖怪テケテケ、口裂け女、トイレの花子さん、巨人、ハニ太郎(埴輪)、人体模型、標本の蛙
ベートーヴェンの幽霊などが登場します。特にテケテケは怖いと言うか、可愛いと思います。
口裂け女、これは中々怖い作りだなと思います「私って綺麗?あはぁぁぁぁぁぁぁぁ~」と不気味に笑う。

用務員の幽霊くまぎげさんと言うのが登場しますが、何故か途中蜘蛛男に変身してしまいます。
あまりにも唐突過ぎて、眼が点になった当時。そこからインフェルノと言う化け物になってしまい。
子供達に襲い掛かります。もはや幽霊ではない、一体何のこっちゃと思いました。

全体的には面白いスクール・ホラーではありますが途中幽霊から化物に変わったの如何せん、おかしい。
最後は怪物バトルアクションに変わっていたように思います。

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※使用している写真は、Amazonから引用しています。
(文・レッサーパンダモフり隊)

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