夜空

キャンプ

 理論物理学者が数式を使わずに宇宙のことを素人に説明するという本を読んでいる。僕達が住んでいるこの宇宙は、何も無い、空間すら無い状態で大爆発が起きてできた空間らしい。そしてその宇宙という空間はいまでも拡がり続けているそうだ。そしてこの爆発のエネルギーが尽きたときこの宇宙という空間は拡がるのをやめる。空間は時間と切り離せないそうで、空間が拡がるのをやめると時間もとまってしまう。「時間が終わる」のである。時間が終わるなんてイメージできない。しかしこれは数百億年後のことでその前に今から10億年後までのあいだに地球は太陽系以外からやってきた天体に衝突されて太陽系から弾きだされるかもしれないしもしそれをまぬがれたとしても、50億年後には太陽が大爆発してその衝撃で地球は消し飛んでしまうらしい。宇宙の将来も地球の将来も明るいものではなさそうだ。

天文学的数値という言葉がある。10の10乗とか10の10乗の10乗とか。10億年とか100億年とか。気が遠くなる。宇宙の歴史からすれば地球の歴史なんて大晦日の23時59.999999999999999999分から元旦の0時00分までの間ぐらいだというふうに表現される。さもありなん。

である。宇宙になぜ僕達のような生命がいるのか。どうやって発生したのだろうか。タンパク質と関係があるらしい。タンパク質からどうやって?うーん。

「アタマが悪くてわかりません。」である。アインシュタインと場の歪み。一般相対性理論、量子力学。4次元空間と11次元空間。

 これからこの本でひとつづつ読んでいく。おもしろそうだ。興味はある。

まだ始めのほうしか読んでいないがなかなかむづかしい内容の本だ。読むのを一旦やめて夜空を見上げる。満天の星空。恒星がほとんどかな。惑星とか銀河、見分けがつかない。星座でも覚えようか。だいぶ前、海で夜釣りをしていて夜空を見上げると、天の川がみえた。天の川を見るのは始めてだった。それまで夜空を見上げるなんてことはなかった。しばらく星空をながめていた。時々流れ星が見える。人工衛星らしきものが規則正しく光を点滅させながら北から南へ飛んでいく。かなりのスピードだ。それとは別にジグザグにそれも比較的遅いスピードで飛んでいる光が見えた。10分ぐらい見えていたがそのうち見えなくなった。

 ハッブル宇宙望遠鏡から見える宇宙は綺麗で神秘的だ。地球からは肉眼で見えない光景。見とれてしまう。僕も天体望遠鏡で宇宙を見てみたい。ハッブル宇宙望遠鏡には足元にも及ばないけど。自分の目で宇宙を少しだけ詳しく見てみたい。太陽系の惑星だけでも。忘れてた。月ならかなり詳しく観測できそうだ。土星の輪、木星の縞縞も見てみたい。

 今回amazonで購入したのは

ブライアングリーン著「時間の終わりまで」
ブライアングリーン著「エレガントな宇宙」
スコープテック ラプトル50 天体望遠鏡セット 日本の工場が本気で作った初心者用望遠鏡
SVBONY レンズフィルター CLSフィルター
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夜空が曇っていたら読書。夜空が晴れていたら天体観測。

うん。夜ふかし野宿になりそうだ。(ポッキー)

※使用している写真は、Amazonから引用しています。

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