野宿するとき水道の水を2リットル入りペットボトルで1本持ってく。少し重いけど。
人間は一日最低でも2リットル水を飲まないと血液が濁ると言われたことがある。特に酒好きの僕は血液中の尿酸値が高くなりがちなので水分を多く摂り尿酸を尿でカラダの外に出さないといけない。さもなくば、痛風になる。痛風で過去3回病院のお世話になった。風が吹いただけでも痛いから痛風という。しかし風が吹かなくとも痛い。足の親指の付け根付近。痛風性関節炎。おおいに痛い。野宿どころではなくなる。気をつけねば。
1泊2日の野宿だとヤッパリ2リットルじゃ足りないか。自宅を出る前、自宅に帰った後で水を飲むか。持っていく水の量を増やすか。ぺットボトル2本は重いよな〜。ところで夏は水を飲むのは苦にならないが冬は寒いからあまり水を飲みたくなくなるしオシッコも近くなる。しかし水は飲まねば。健康のために。
ところで僕は重たい物を持って野宿のポイントまで移動することにストレスを感じる。ストレスを抱えた野宿じゃ本末転倒。水も持っていくのは2リットルまで。もし不足が生じたら……。
川、池、湖。現地調達。身軽に野宿。メデタシ、メデタシ。というわけにはいかないのである。そう。エキノコックス。それ以外にも様々な細菌、線虫、条虫など非常にリスキーな微生物たちが澄んだ水のなかにはいっぱい潜んでいるのである。いずれも人間の生命に重大な危機をもたらすものばかりだ。野宿で死んでたまるか。で考えた。水を沸騰させて冷ましてのむ。なるほど。微生物が全て死ぬ。安全、安心。しかし手間がかかる。ストレスを感じる。死ぬよりましか。
水をろ過してはどうか?水道水に含まれている塩素を除去できるろ過器がある。元素である塩素のろ過が可能ならば微生物の除去が可能なろ過器もあるのではないか。
amazonで探してみた。あった。
グレイル(GRAYL) アウトドア 浄水ボトル ULコンパクトピュリファイヤー1899155
である。
「ウィルスや細菌、エキノコックスなどの寄生虫も99.9%除去可能(※製造元提供データに基づく除去率)。取り替え可能な浄水カートリッジなので、繰り返し使用可能」とのこと。
除去率99.9%。100%でない。一方沸騰させれば100%….。どうしよう。
死ぬ可能性が0.1%。
死なない可能性が99.9%。
やっぱりペットボトル2本にするか。
ろ過器は何日も水にありつけなくて脱水症状で死ぬ寸前に使うことにしよう。とりあえず買いだ。沸騰は面倒くさいからパス。あんまり長旅はできないな。
(ポッキー)
※使用している写真は、Amazonから引用しています。