こんにちは、水道水のファンの皆さん。今回は、北広島市にある共栄調整槽という施設についてご紹介したいと思います。
その名も「共栄調整槽」
高さは約20メートル、直径は約10メートルの、まるでクッパ城のような形をした塔です。
ボールパークができる前は、住宅街の中にひっそりとたたずんでいましたが、ボールパークがオープンしてからは、多くの人の注目を集めるようになりました。
「あれは何?」「何の施設?」と、多くの人が疑問に思っていることでしょう。
そこで今回は、この謎の塔の正体に迫ってみたいと思います。
謎の塔の正体
この塔の正体は、水道施設で、 実は、ボールパークができる前の2002年に建てられたものなのだ。 では、この塔は何のためにあるのか?
もっと高い所から水が来ているが、そのまま水を配ると家庭内の蛇口やボイラーが故障してしまうことがあるので、いったん圧を下げて調整して水を配る施設。つまり高い山の上から流れてくる水は勢いが強すぎるため、 この塔で一度、水圧を下げてから近隣に配るという、 非常に重要な施設なのだ。
しかし、その奇抜な外観から、ネット上で「北広島市の謎の塔」と呼ばれ、話題を集めている。
「何のために建てられたのかわからない」「UFOの着陸場?」「隠された秘密があるのではないか?」など、さまざまな憶測が飛び交っている。